2011-01-01から1年間の記事一覧

「アジアの純真」

新宿K's cinemaにて。 ネタバレはしてないとは思うけど、どうだろう。。。 北朝鮮拉致問題で数人の拉致被害者が帰国したあの2002年の頃。 気の弱い普通の少年(笠井しげ)はカツアゲにあっている所を偶然出会った少女(韓英恵)に助けられる。 そんな少…

「一枚のハガキ」

新宿テアトルにて。 ネタバレ注意。 太平洋戦争で招集された中年兵達。 森川(六平直政)と松山(豊川悦司)は2段ベットの上下に寝ていた仲。 前線に向かう森川は、一枚のハガキを内地に残る松山に託した。 それは妻、友子(大竹しのぶ)から届いたハガキ。…

「奇跡」

有楽町スバル座にて。 ちょっとネタバレ注意 鹿児島で暮らす母(大塚寧々)と兄の航一(前田航基) 福岡で暮らす父(オダジョー)と弟の龍之介(前田旺志郎) 親の不仲で離れ離れに暮らす兄弟はいつかもう一度家族4人仲良く大阪で暮らす事を夢みて、それぞ…

「マイ・バック・ページ」

丸の内東映にて。 ※ネタバレ注意!! 1971年、東大落城後、完全に下火になっていった学生運動の中、それでも活動を続ける若者達は過激さを増し、社会からの賛同を得られる事はなくなり始めた頃。 革命家となりこの国を変えるという野望ばかりあるものの…

「まほろ駅前多田便利軒」

有楽町スバル座にて。 ※完全ネタバレしている。 まほろ駅前で便利屋を営む多田(瑛太)は偶然中学の同級生、行天(松田龍平)と再会し、奇妙な共同生活が始まる。 お互い過去に影を背負いながら、淡々と日々の依頼を受けるも 行天の登場により 便利屋の意味…

「冷たい熱帯魚」

ヒューマントラストシネマ有楽町にて。 反抗期の娘、美津子(梶原ひかり)が万引きをして捕まった。 大雨の中、店に駆けつけた父、社本(吹越満)と再婚した若い妻、妙子(神楽坂恵)の前に現れたのが 店側との間に入ってかばってくれて、更にその娘を引き取…

「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」

有楽町スバル座にて 太平洋戦争で完全劣勢となってもサイパン島を死守するべく僅かに残った日本兵が玉砕総攻撃をかける。 玉砕命令の直後のサイパン島守備隊の自決。 鬼畜米兵という教えを信じて捕虜になるくらいならと自殺する現地に住む民間日本人。 玉砕…

「毎日かあさん」

新宿ピカデリーにて。 漫画家のリエコ(小泉今日子)は幼い子供を抱えながら忙しい毎日を送る。 母に同居してもらい手助けしてもらいながら 子供の送り迎えや絵本の読み聞かせやらもドタバタ過ごす。 夫の鴨志田(永瀬正敏)はというと、 戦場カメラマンだっ…

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」

早稲田松竹にて。 1960年半ば頃からこの国の若者は ベトナム戦争反対、日米安保条約反対、成田空港建設反対、大学学費値上げ反対。 色んな事に反対して暴動が絶えなかった。 学生運動と呼ばれて、自分達の哲学に信念を持ち、 彼らは暴力的に国家に戦いを…

「十三人の刺客」

有名な話なんでこれはネタバレ有りかと。 時は江戸時代も後半。 戦から離れて「武士」という地位が何なのか、さほど意味をもたなくなっていた頃の話。 腰に刀をブラさげていても実際にそれを使う事のない時代だった。 将軍の弟で明石藩主、松平斉韶:ナリツ…

「愛のむきだし」

「いつか、アナタだけのマリア様をみつけてね。」 母が死ぬ前に残した言葉。 ユウ(西島隆弘)は幼くして母を失うも神父である父(渡部篤郎)とクリスチャンとして正しく生きていた。が、 突然現れた自由奔放で自分の感情に一直線のカオリ(渡辺真起子)と父…